こんにちは。夫とのんびり結婚生活を楽しんでいる、しょうこです。
現代はさまざまな夫婦のカタチがありますが、結婚したら、だいたいの夫婦は同じ家に住むことになるでしょう。
そこで発生するビッグイベントが「引っ越し」です。
ワクワクするイベントであると同時に、失敗すると夫婦の関係を悪くしてしまう可能性もあるイベント。
「手続き」「費用」「引っ越す場所」など、夫婦で認識をあらかじめ合わせておくと、楽しく引っ越しを終えることができると思います。
そこで今回は、結婚による引っ越しに関する手続き・費用・注意しておいてよかったことについて、私たち夫婦のケースを紹介しますね。
結婚による引っ越しの手続き
引っ越しをするにあたって必要だった手続きは、普通の引っ越しと特に変わりありませんでした。
- 登録住所変更(銀行口座、免許証、クレジットカードなど)
- 役所への転出・転入届提出
- 郵便物の転送
- 電気・ガス・水道・インターネットなどの利用申請
- 夫が勤める会社への家賃補助申請
住所変更手続きしなければいけないものは沢山あって面倒でしたが、インターネットで完結するものが多かったので、それほど大変ではありませんでした。
苗字を変えたときほど、手続きは多くなかったです。
ただし、免許証のような証明書の住所やライフラインの利用申請を忘れると、いざというとき困ってしまいます。

できるだけ早めに、夫婦で一緒にチェックし合いながら手続きを進めましょう!
結婚による引っ越しの費用
一般的には、次の3つの合計額が「引っ越し費用」と言われるようです。
- 引っ越し業者への支払い
- 賃貸費用(敷金礼金含む)
- 家具・家電
私たち夫婦の場合は、合計約51万円かかりました。
内容 | 金額 |
---|---|
引っ越し業者代 | 約16万円 |
賃貸費用(敷金礼金含む) | 約10万円 |
家具・家電 | 約25万円 |
合計 | 約51万円 |
引っ越し業者代は、私も夫もそれぞれ約8万円。
賃貸費用は、夫の勤める会社が補助を出してくれているので、家賃に対してかなり安く済んでいます。
会社の経費や福利厚生制度を利用しない場合でも、敷金礼金を無しにしてもらったり、フリーレントを活用したり、賃貸費用を節約する方法はあります。不動産業者さんと、しっかり交渉するといいですよ。
家具・家電類の費用は、できるだけ抑えて25万円くらい。家電をもう1つ購入していたら、引越し費用の総額はもう数十万円高くなっていたことでしょう。
また場合によっては、「結婚新生活支援事業」や各自治体で行っている地方移住支援のような補助金・助成金も利用できます。

一度役所に行って、引っ越す地域の自治体の制度を確認してみることをオススメします。
結婚による引っ越しで私たち夫婦が注意して良かったこと
引っ越し先は2人の通勤時間が同じくらいになる場所にした
別々の場所に住んでいた2人が1つの場所に引っ越すので、引越し先をどのように決めるかは重要だと思います。私たち夫婦は、「通勤時間」に着目しました。
もともと別の県に住んでいて遠距離恋愛をしていたので、職場もかなり離れていました。
だから、もし2人の通勤時間が全然違っていたら、職場が遠い方にかなりのストレスがかかってしまうと思ったのです。
できれば転職したくなかったので、2人の通勤時間が同じくらいになる場所に引っ越しました。
結果は成功。
引っ越しのせいで転職する必要はありませんでした。また2人とも同じくらいの通勤時間なので、不公平感もありませんでした。
広すぎない間取りを選んだ
「せっかくだから、広い家でのびのびと暮らしたい」という気持ちもわずかにあったのですが、結局2LDKの家に住むことにしました。
あまり広すぎない間取りを選んだ理由は2つ。
- 広すぎると、掃除や手入れが面倒だから
- 私と夫の性格を考えると、スペースがある分だけモノが増えてしまう気がしたから
結果的には、2LDKで十分でした。2つの部屋は、「寝室」「趣味・作業部屋」として使っています。
2人で暮らすなら、2LDKか3LDKくらいが丁度いいと思います。
引越し前に2人で持ち物を整理した
私も夫もモノを溜め込みやすい傾向があるので、引越し前に互いの家に行って、一緒に整理しました。
自分ひとりで整理していると「このゲーム懐かしいなあ。少しだけ遊んでみよう」なんて、整理を途中で中断して、結局整理が終わらないなんてこともあります。
でもパートナーと一緒に整理していると、「これって使ってるの?使ってないなら、使うか捨てるかしよう」「今は整理の時間だから、遊ぶのは整理が終わってからね!」など、互いに指摘し合うことができるのです。
私の家にも夫の家にも大量のモノがありましたが、2人で協力したおかげで、2LDKの部屋にキレイに収まる分の荷物に整理することができました。
最初は家具・家電を大量購入せず、徐々に揃えた
2人で新生活となると、気分が舞い上がって、新しい家具や家電をたくさん購入したくなりますよね。
私たち夫婦も、最初はウキウキ気分で家電量販店に足を運んで、「冷蔵庫」「電子レンジ」「洗濯機」「テレビ」など、色々な家電を購入するつもりで見て回りました。
でも冷静になって考えてみたら、「前に使っていた家電は壊れてもいないし、2人の行動が大きく変わるわけじゃないのに、わざわざ今大量に家電を購入する必要はない」と気づいたのです。
結果、引っ越し時に購入した家具・家電類は次の4つだけ。
- ダイニングテーブル・チェアセット(約6万円):2人掛け以上のテーブルが無かったので購入
- カーテン(約1万円):窓に合うサイズのカーテンが無かったので購入
- ライト(約3万円):照明器具がない部屋があったので購入
- エアコン(約15万円):寝室にエアコンが付いてなかったので購入
ソファや棚、お箸なども、1人暮らし時代にそれぞれが持っていたものを利用しました。
テレビは持っていなかったのですが、2人暮らしになってもテレビを観る機会がほとんど無かったので、最初に購入しなくて良かったです。
2人で生活するうちに、「これは新たに購入したほうが、生活がよくなりそう」と気づく場面があるので、そういうときに購入を検討するようにしました。
私たち夫婦は数ヶ月暮らした後、ベッドを同じ種類のものに買い替えました。2つの異なる高さのベッドを隣に並べて寝ていたのですが、高さが違うのはやっぱり違和感がありました(笑)
食器も最初は購入せずに、旅行先などで見つけた素敵な食器を、少しずつ揃えていきました。

油断していると、家具・家電購入費用はどんどんかさみます。慎重に!
まとめ
今回は、結婚による引っ越しに関する手続き・費用・注意しておいてよかったことについて、お話ししました。
引っ越しの手続き内容については、普通の引っ越しとほとんど変わりませんでした。
引っ越しの費用については、私たち夫婦の場合で約51万円。けっこう多くの費用がかかるので、家具や家電の購入には慎重になったほうが良さそうです。
引っ越す場所によっては、「結婚新生活支援事業」や各自治体で行っている地方移住支援のような補助金・助成金を利用できることもあります。きちんとチェックしておくといいですよ。
引っ越しについて、私たち夫婦が注意して良かったことは次のとおり。
- 引っ越し先は2人の通勤時間が同じくらいになる場所にした
- 広すぎない間取りを選んだ
- 引越し前に2人で持ち物を整理した
- 最初は家具・家電を大量購入せず、徐々に揃えた
皆さまも、ワクワク楽しい気持ちで新しい生活をスタートできますように!