こんにちは。オーネットで夫に出会った、しょうこです。
オーネットとツヴァイは、どちらもデータマッチング型の結婚相談所として有名です。
データマッチング型の結婚相談所に入りたいと考えている方は、どちらの結婚相談所に入ろうか迷っているのではないでしょうか。

私も婚活を始めるとき、オーネットとツヴァイのどちらに入会しようか、とても迷いました。
そこで今回は、オーネットとツヴァイの違いについて、お話しします。
- オーネットとツヴァイの違いって何?
- どちらの結婚相談所に入会すればいいの?
成婚退会したオーネットをオススメしたい気持ちが強くなりがちですが、できるだけ客観的に紹介していきますね。
オーネットとツヴァイの大まかな違い
まず、だいたいのイメージを掴んでもらうために、大まかな特徴を紹介します。
- データマッチングによる出会い(50,041名対象)がメイン。
- データマッチングの場合、「メッセージ交換→各自デートの約束→デート」という活動の流れになる。
- メッセージ交換中にデートに誘う必要があるので、少し積極性がある人にオススメ。
- 成婚料は無料。
- 最近はIBJ会員検索による出会い(91,961名対象)がメイン。
- IBJ会員検索の場合、「最初からお見合い」という活動の流れになる。
- アドバイザー経由での相手の気持ち確認等、手厚いサポートがある。
- IBJ会員検索で出会った場合、成婚料は200,000円。
運営会社: どちらも歴史の長い会社が運営
- オーネット: 株式会社オーネット
- ツヴァイ: 株式会社ZWEI
株式会社オーネットは、2020年4月5日に前身企業の設立から40周年を迎えました。
歴史の長い、信頼できる運営会社です。
株式会社ツヴァイも、創業37年と歴史の長い会社です。

どちらの結婚相談所も、よっぽどのことが無い限り、急に潰れたりする心配は要らなさそうです。
ただし、ここで注意すべきなのは、ツヴァイが2020年に様々な婚活事業を展開している株式会社IBJ傘下になったということです。
(株)IBJとの連携後、ツヴァイにIBJ関連の大きなサービスが追加されています。
ツヴァイを「完全なデータマッチング型結婚相談所」とみなしてオーネットと比較することは、難しくなりました。

ツヴァイに関しては、(株)IBJとの連携前(2020年より前)の情報はあまり参考にならない場合もあります。
拠点数: ツヴァイが10店舗多い
- オーネット: 全国40支社
- ツヴァイ: 全国50店舗
拠点数は、ツヴァイのほうが多いです。
オーネットとツヴァイで、カバーできている地域が異なります。

どちらの結婚相談所に入会するにしても、あなたの居住地域がサポート対象になっているか、きちんと確認してから入会しましょう。
成婚退会者数: オーネットが多い
- オーネット: 5,676人(2019年1月~12月実績。会員同士の成婚退会者数のみ。)
- ツヴァイ: 5,427名(2018年3月~2019年2月実績。)
オーネットの成婚実績は、会員同士の成婚退会者数のみの実績です。
会員以外の方との婚約・結婚による退会者は含みません。
一方、ツヴァイは会員同士に絞らない成婚退会者数です。
つまり、オーネットの会員以外との婚約・結婚による退会者数も含めて比較すれば、2019年までの実績については、オーネットの成婚退会者数の多さが際立つと考えられます。
ただし、前述のとおり、ツヴァイは2020年に(株)IBJ傘下となりました。
IBJのパワーも加味されることになるので、今後の実績については、予想が難しいです。
会員数: 連盟会員を含めると、ツヴァイが多い
- オーネット: 50,041人(2020年1月1日現在。自己都合・交際等により一時的に活動を休止中の会員を含む)
- ツヴァイ(単体): 不明
- ツヴァイ(IBJ加盟会員合計数): 91,961名(2019年2月時点。)
オーネットの会員数は、オーネットに入会している純会員数です。
一方、ツヴァイが公開している会員数は、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟会員の合計数となっています。

ツヴァイ単体の会員数については、公式情報を確認できませんでした。
ツヴァイはIBJグループなので、ツヴァイの会員、IBJに加盟している他の結婚相談所の方と、出会うこともできます。
会員の年齢層: 20~39歳の割合はオーネットが多い
- オーネット: 【女性】74%、【男性】55%
- ツヴァイ: 【女性】59%※、【男性】36%※
※会員プロフィールの年代の内訳を参照し、筆者が計算(小数点第一位を四捨五入)
オーネットのほうが、40歳未満の人が男女共に多い傾向にあります。
結婚相手に対する希望条件として、年齢は重要視されることが多いです。
あなた自身に適した市場を選ぶために、参考にすると良いでしょう。
料金: オーネットのほうがコスパがいい
オーネット(プレミアムプラン) | ツヴァイ(ご紹介コース) | ツヴァイ(ご紹介+自由検索コース) | |
---|---|---|---|
入会時費用(入会金 + 初期費用) | 116,600円 | 107,800円 | 107,800円 |
月会費 | 16,500円 | 15,180円 | 17,380円 |
休止中の月会費 | 2,200円 | 1,650円 | 1,650円 |
成婚料 | 0円 | 0円 | 220,000円 |
※料金は全て税込です。
オーネットの通常プランは、プレミアムプランのみです。
ツヴァイの通常プランは、「ご紹介コース」「ご紹介+自由検索コース」の2種類があります。
ただし、「ご紹介コース」の場合は、IBJ加盟の会員検索をすることができません。
結婚相談所に入ってイメージする、「1年後に結婚」を想定して、費用を試算してみます。
真剣交際に入って休会するまでの通常活動期間を半年、真剣交際の期間を半年としたら、費用は次のようになります。
入会時費用 + 月会費 + 休止中の月会費
= 116,600 + (16,500 * 6) + (2,200 * 6)
= 116,600 + 99,000 + 13,200
= 228,800
入会時費用 + 月会費 + 休止中の月会費
= 107,800 + (15,180 * 6) + (1,650 * 6)
= 107,800 + 91,080 + 9,900
= 208,780
入会時費用 + 月会費 + 休止中の月会費 + 成婚料
= 107,800 + (17,380 * 6) + (1,650 * 6) + 220,000
= 107,800 + 104,280 + 9,900 + 220,000
= 441,980
ツヴァイの「ご紹介コース」が一番安くなりました。
ただ、ツヴァイの単体会員数が不明なので、「ご紹介コース」はあまりオススメしません。
せっかくツヴァイに入会するなら、IBJの結婚相談所会員にも出会える「ご紹介+自由検索コース」を選んだほうが良いでしょう。
そうすると、オーネットのプレミアムプランが一番コスパが良いと感じられます。
無料体験: どちらもあるが、診断内容が異なる
どちらも無料診断ですが、診断内容が異なります。
オーネットの結婚チャンステストでは、データマッチングの簡単なシミュレーションを行い、マッチングした既会員の情報※を知ることができます。
※個人を特定する情報は含まれません。
ツヴァイの恋愛傾向チェックでは、価値観に関する簡単な30の質問に答えることで、あなたの恋愛傾向を6つの観点で分析し、アドバイスしてもらえます。

マッチング相手を具体的に知りたいなら「結婚チャンステスト」、自分の恋愛傾向を知りたいなら「恋愛傾向チェック」を受けてみるといいですね。
出会いの方法: 種類はツヴァイが多いが、注意点がある
出会いの方法 | オーネット | ツヴァイ(ご紹介コース) | ツヴァイ(ご紹介+自由検索コース) |
---|---|---|---|
データマッチング | データマッチング | 条件マッチング | 条件マッチング |
プロフィール検索 | プロフィール検索 | × | プロフィール自由検索 |
写真検索 | オーネットパス | インプレッションマッチング | インプレッションマッチング |
価値観によるマッチング | × | 価値観マッチング | 価値観マッチング |
店舗掲示板 | × | PRボード(有料) | PRボード(有料) |
仲人による引き合わせ | コーディネートサービス(有料) | ハンドメイドマッチング(有料) | ハンドメイドマッチング(有料) |
パーティー | パーティー・イベント(有料) | パーティー・イベント(有料) | パーティー・イベント(有料) |
出会いの種類は、ツヴァイが多いです。
ただし、IBJ加盟会員に出会えるのは、ツヴァイ(ご紹介+自由検索コース)のみのサービスである「プロフィール自由検索」です。
ツヴァイ(ご紹介コース)では、マッチング対象の人数が91,961名ではないことを、頭に入れておきましょう。
データマッチングの紹介書: 「双方に送るか」「メッセージ交換前に顔写真を見られるか」の違いがある
- オーネット: 片方にだけ送る。メッセージ交換前の顔写真は見られない。
- ツヴァイ: 双方に送る。メッセージ交換前に顔写真を見ることができる。
オーネットもツヴァイも、通常プランであれば、データマッチングによる紹介書で、毎月6名を紹介してもらえます。
また、どちらも双方向マッチング(あなたと相手、双方の希望条件がマッチすること)を行っています。
ただし、紹介書を送る対象は、オーネットとツヴァイで異なります。
オーネットの場合は、紹介書を送る対象が、片方だけです。
だから、次のBさんのように、紹介数が6名でも、紹介書を通じて7人以上の人と出会うことが可能です。
- AさんとBさんがマッチング → AさんにBさんの紹介書を送る。
- BさんとCさんがマッチング → BさんにCさんの紹介書を送る。
- BさんとDさんがマッチング → BさんにDさんの紹介書を送る。
- BさんとEさんがマッチング → BさんにEさんの紹介書を送る。
- BさんとFさんがマッチング → BさんにFさんの紹介書を送る。
- BさんとGさんがマッチング → BさんにGさんの紹介書を送る。
- BさんとHさんがマッチング → BさんにHさんの紹介書を送る。
ツヴァイの場合は、紹介書を送る対象が、双方です。
だから、次のBさんのように、紹介書で毎月出会える人数には、6名の上限があります。
- AさんとBさんがマッチング → AさんにBさん、BさんにAさんの紹介書を送る。
- CさんとBさんがマッチング → CさんにBさん、BさんにCさんの紹介書を送る。
- DさんとBさんがマッチング → DさんにBさん、BさんにDさんの紹介書を送る。
- EさんとBさんがマッチング → EさんにBさん、BさんにEさんの紹介書を送る。
- FさんとBさんがマッチング → FさんにBさん、BさんにFさんの紹介書を送る。
- GさんとBさんがマッチング → GさんにBさん、BさんにGさんの紹介書を送る。
紹介書で、より多くの人に出会いたいなら、オーネットがオススメです。
もう一つの違いは、「メッセージ交換前に顔写真を見ることができるか」です。
オーネットでは、メッセージ交換を承諾する前に、顔写真を見ることができません。
ツヴァイなら、写真を公開している人なら、メッセージ交換前に顔写真を見ることができます。
個人情報の取り扱いに注意したい場合は、オーネットが良いです。
メッセージ交換前に顔写真を見たい人には、ツヴァイをオススメします。
写真検索: 「支社以外で閲覧できるか」「有料オプションか」の違いがある
- オーネット: 支社の端末で検索する。3回まで無料。1回につき、10名に申し込める。
- ツヴァイ: 来店せずに写真を閲覧可能。毎月4名に申し込める。
紹介書の説明でも触れたように、オーネットは、顔写真の取り扱いには慎重です。
メッセージ交換していない人の顔写真は、支社でしか見ることができません。
プライバシーのことを考えたら、ツヴァイよりもオーネットが良さそうです。
ただ、支社に行くのは面倒だとも思います。
気軽さを考えたら、オーネットよりもツヴァイが良いでしょう。
また、ツヴァイは毎月4名に申し込めますが、オーネットは4回目以降の利用が有料です。
写真検索サービスを何回も利用したいという人にも、ツヴァイがオススメです。
オーネットとツヴァイどちらが良いのか
それぞれ特徴があるので、向いている・好みの結婚相談所に入会すると良いでしょう。
オーネットとツヴァイの特徴をふまえて、おすすめな人をまとめました。
- 居住地域がオーネットのサポート対象。
- 成婚退会者数が多い結婚相談所を選びたい。
- 40歳未満である。
- 成婚料は0円がいい。
- データマッチングを通じて多くの人に出会いたい。
- メッセージ交換前に顔写真を見られたくない。
- 居住地域がツヴァイのサポート対象。
- 価値観マッチングに興味がある。
- メッセージ交換前に顔写真を見たい。
- 自宅から写真検索したい。
- 「ご紹介+自由検索コース」にする前に、ツヴァイのサービスを試してみたい。
- 居住地域がツヴァイのサポート対象。
- 価値観マッチングに興味がある。
- プロフィール検索を利用して、ツヴァイ会員以外の多くの人に出会いたい。
- メッセージ交換前に顔写真を見たい。
- 自宅から写真検索したい。
- コスパがいい「オーネット(プレミアムプラン)」
- 成婚料は高くても、多くの人に出会える「ツヴァイ(ご紹介+自由検索コース)」
のどちらかがいいと思います。
まとめ
今回は、オーネットとツヴァイの違いについて、お話ししました。
オーネットとツヴァイの大まかな特徴は、それぞれ次のとおりです。
- データマッチングによる出会い(50,041名対象)がメイン。
- データマッチングの場合、「メッセージ交換→各自デートの約束→デート」という活動の流れになる。
- メッセージ交換中にデートに誘う必要があるので、少し積極性がある人にオススメ。
- 成婚料は無料。
- 最近はIBJ会員検索による出会い(91,961名対象)がメイン。
- IBJ会員検索の場合、「最初からお見合い」という活動の流れになる。
- アドバイザー経由での相手の気持ち確認等、手厚いサポートがある。
- IBJ会員検索で出会った場合、成婚料は200,000円。
- 運営会社: どちらも歴史の長い会社が運営
- 拠点数: ツヴァイが10店舗多い
- 成婚退会者数: オーネットが多い
- 会員数: 連盟会員を含めると、ツヴァイが多い
- 会員の年齢層: 20~39歳の割合はオーネットが多い
- 料金: オーネットのほうがコスパがいい
- 無料体験: どちらもあるが、診断内容が異なる
- 出会いの方法: 種類はツヴァイが多いが、注意点がある
- データマッチングの紹介書: 「双方に送るか」「メッセージ交換前に顔写真を見られるか」の違いがある
- 写真検索: 「支社以外で閲覧できるか」「有料オプションか」の違いがある
それぞれ特徴があるので、向いている・好みの結婚相談所に入会すると良いでしょう。
皆さまも、結婚相談所で素敵なパートナーに出会えますように!
参考
- 【婚活のIBJ】ツヴァイグループ化により、お見合い成立件数が169%増。特に「地方圏」での増加が堅調に。IBJグループ間で連携し、全国でさらなる成婚加速を目指す。|IBJのプレスリリース(2021年1月15日参照)