こんにちは。PMSの症状に悩むことも多い、しょうこです。
PMSの症状って、うんざりしますよね。
ココロやカラダのコントロールがうまくできず、パートナーに迷惑をかけたり、傷つけてしまうこともあります。
そのまま、パートナーとの関係が悪化してしまうという人も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私たち夫婦が実践している、PMSを乗り切るためにパートナーと協力していることについて、お話しします。
- PMSのせいでパートナーとの関係が悪くなるので困っている
- PMSとの付き合い方が分からない
PMS(月経前症候群)とは
まずは、PMS(月経前症候群)とは何かについて、確認してみましょう。
PMS(月経前症候群)は“Premenstrual Syndrome”という英語の略称。月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、月経(生理)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。
PMSって? | 知ろう、治そう、PMS【月経前症候群】(2020年12月28日参照)
症状は、人によって様々です。
代表的な症状例として、次のようなものがあります。
ココロの不調(精神的症状)
PMSの症状を知ろう | 知ろう、治そう、PMS【月経前症候群】(2020年12月28日参照)
・イライラする
・憂鬱な気分になる
・泣きたくなる
・落ち着かない
・ぼーっとする
カラダの不調(身体的症状)
PMSの症状を知ろう | 知ろう、治そう、PMS【月経前症候群】(2020年12月28日参照)
・乳房のはり・痛み
・疲れ・だるさ
・肌荒れ・にきび
・頭痛・頭の重い感じ
・体重増加
私も、ほとんど毎月、月経の5日くらい前からPMSの自覚症状があります。
具体的には、次のような症状があらわれます。
- イライラする
- 急に泣きたくなる
- 身体がむくむ
- 頭痛
そしてPMSの症状は、私だけではなく、夫にも影響を及ぼします。
- 大したことではないことでイライラして、夫に八つ当たり
- 身体が思うように動かず、担当家事をこなせない(夫に代わってもらうこともある)
夫と一緒に暮らし始めてすぐの頃、夫は私の様子が時々ガラッと変わることに、驚いていました。

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そこで、PMSの症状と向き合って、夫にも協力してもらい、乗り越えようと考えたのです。
PMSを乗り切るために、パートナーと協力していること
夫と協力して、PMSの対処法を考えて実行した結果、私たち夫婦は良好な関係を継続することができています。
そこで、私がPMSを乗り切るために夫と協力してしていることを、具体的に紹介していきます。
ステップ1:PMSをパートナーに知ってもらう
まずは、PMSの症状をパートナーに知ってもらいます。
PMSのことを知らないままでは、パートナーも協力することができません。

私は、「急にイライラして八つ当たりすることも多くなると思う」等、ハッキリと夫に伝えました。
PMSの症状が出ているときは、精神的に不安定になっているので、PMSについて冷静に伝えることが難しいと思います。
月経が終わってすぐのタイミング等、なるべく機嫌・調子の良いときに、落ち着いてパートナーに話をすると良いですよ。
「どうせ男性には理解してもらえない」と塞ぎ込まず、あなた自身のPMSの症状の傾向を把握し、パートナーに素直に伝えましょう。
ステップ2:PMSの症状をパートナーに確認してもらう
次に、PMSの症状について、パートナーに確認してもらいます。
PMSの症状に苦しんでいるとき、パートナーはそれがPMSの症状であると気づいていないことがほとんどだと思います。
PMSのせいでイライラして、パートナーに八つ当たりした場合、パートナーは「なんだか今日は機嫌が悪いんだな」程度にしか思っていないはずです。
私にPMSの症状が出ているとき、私の夫も、すぐにそれがPMSの症状であると認識することはできていません。
だから、私はイライラして八つ当たりした後、冷静な気持ちを取り戻したタイミングで、夫にPMSの症状が出ていたことを伝えます。

さっきはただの八つ当たりだった。ごめんね。たぶん、PMSのせいで精神が不安定になっていたから八つ当たりしちゃったんだと思う。
そうすると夫は、私の不可解な言動の原因がPMSの症状であることを認識し、理解を示してくれます。
ステップ3:PMSの時期はパートナーに労ってもらう
具体的にPMSについてパートナーに理解してもらうことができたら、労って欲しいとお願いします。
私は、あらかじめ対処法を考えたうえで、PMSの時期は次のことを許してもらうように、夫にお願いしています。
- 八つ当たり:パートナーが悪いわけではなく、PMSのせいであることを事前に伝える。そうすると、八つ当たりされたパートナーも心理的負担が少ない。
- 担当家事の怠慢:食事を作りたくないことが多いので、月経前の時期は外食を多めにする前提で食費の予算を組む。
八つ当たりすることは本当に申し訳ないのですが、やってしまうことも多いです。
号泣しながら「今日の夢でおみくじが大凶だったの〜〜〜〜」とゴネたこともありました。
酷いエピソードですよね。
でも、夫はPMSの症状であることを察し、私の話を優しく聞いてくれました。
PMSの症状について後から振り返ると、しょうもないことで心が乱れているなあと感じます。
PMSの症状が出ているときは、ダルくて苦しくて悲しくて仕方ないんですけどね。
正常な状態の自分が理解し難い症状ですから、パートナーに理解してもらうのは難しいかもしれません。
でも、伝えることは大切です。
他にも、月経前・月経中のパートナーへの要望・お願いは、色々あると思います。
「生理前や生理中にパートナーに求めること」のアンケート結果として、次のような意見もあります。
・自分のことは自分で。私にかまわないでほしい。
ロカリ読者964人「生理の悩み」大公開!共感がとまらない切実エピソードが続々 – LOCARI(ロカリ)(2020年12月28日参照)
・子供たちのお風呂を入れたり、寝かしつけをしたりしてほしい
・眠気や怠さも、この期間は仕方ない、と温かく受け止めて欲しい。
・生理痛だけでなく生理前のホルモンの影響や、腹痛だけじゃ無いことをわかって欲しい。
このような内容を、調子のいいときに、「互いのいい関係を築くために、理解・協力してほしい」と、お願いすると良いでしょう。
ステップ4:PMSのクリニックに通うことをパートナーに理解してもらう
生活に大きな影響を及ぼすほど調子の悪いときは、全て自分とパートナーだけで解決しようとせず、PMS専門のクリニックや婦人科医院に行きます。
きちんと医師に症状を確認してもらい、低用量のピルや漢方を処方してもらうことで、症状が軽くなる場合もあります。

私も調子がひどく悪いときは、クリニックに行って漢方を処方してもらいます。
パートナーがPMSについて理解してくれていれば、次のようなサポートをしてもらえるかもしれません。
- 通院費用の工面
- 通院の送り迎え
- 通院中の育児
パートナーにPMSについて共有して、通院しやすい環境を整えましょう。
まとめ
今回は、私たち夫婦が実践している、PMSを乗り切るためにパートナーと協力していることについて、お話ししました。
PMS(月経前症候群)とは、月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調です。
- PMSをパートナーに知ってもらう
- PMSの症状をパートナーに確認してもらう
- PMSの時期はパートナーに労ってもらう
- PMSのクリニックに通うことをパートナーに理解してもらう
まずは、自分自身もパートナーも、PMSについて知ることが大事ですよ。
皆さまも、PMSを乗り越えて、パートナーと良好な関係を築けますように!