こんにちは。6歳年上の男性と結婚相談所で出会って結婚した、しょうこです。
私と夫の年齢差が6歳あることで、

最近だと珍しいね
なんて言われることも多いです。
特に気にしているわけでもないのですが

本当なのかな?
と疑問に思ったので、最近の年の差婚事情について調べてみることにしました。
今回は、調査結果を元に、次の内容についてお話します。
- 年の差婚事情を昔と比較
- 若い女性を妻にしたい男性が不利な理由
- 年上男性は狙い目かもという話
- 希望する年齢条件の見直し方

年の差がある若い女性と結婚したい

年の差がある年上の男性と結婚するのは嫌だ
と思いながら、なかなか婚活がうまくいかない人の参考になれば嬉しいです。
年の差婚は敬遠されるようになってきている

現代のパートナー探しにおいては、年の差婚は敬遠されがちです。
なぜなら、以前よりも年の差がある結婚をする人は少なくなってきているからです。
平成27年時点で、既に半数近くの人は「夫が年上ではない」結婚をしていることがグラフから分かります。
「夫が年上の年の差婚が当たり前」の時代ではなくなってきているんですね。
しかし、それでも「夫が年上」婚も半数程度いますので、「パートナーの年の差事情は多様化してきている」という表現が正しいかもしれません。
夫婦とも初婚の場合の年の差詳細

(出所)[e-Stat]人口動態調査 人口動態職業・産業別統計 婚姻 2015年度より筆者作成
項目記述が一部省略されてしまっているのですが、上から順に、次の通りです。
- 妻年上4歳以上(6.59%)
- 妻年上3歳(3.1%)
- 妻年上2歳(4.73%)
- 妻年上1歳(9.72%)
- 夫妻同年齢(20.66%)
- 夫年上1歳(13.53%)
- 夫年上2歳(9.21%)
- 夫年上3歳(7.21%)
- 夫年上4歳(5.68%)
- 夫年上5歳(4.54%)
- 夫年上6歳(3.57%)
- 夫年上7歳以上(11.45)
70%程度の人が、年の差3歳以内婚となっています。

夫が6歳年上は、たった3.57%!かなり珍しいと分かりました
未婚者が結婚相手に希望する年齢の変化

次に、「未婚男性が結婚相手に希望する年齢」について見てみましょう。
「未婚男性が結婚相手に希望する年齢」の様子は、近年変化してきたことが調査結果から分かります。
2005年には86.8%もの人が「年下の女性を結婚相手にしたい」と希望していました。
しかし、10年後の2015年には、「年下の女性を結婚相手にしたい」と希望する人は67.3%になったのです。
年下女性を結婚相手にしたいと考える男性は、10年間で19.5ポイントも減少したことが分かりますね。

一方、女性側は2005年と2015年時点の結果に、あまり変化がありません。
つまり、データから次のことが読み取れます。
- 女性:以前とあまり変化がなく、年上男性との結婚もOK
- 男性:以前よりも同性代の女性との結婚を考える人が増えている
パートナーに求めることの変化
さらに近年は、男性がパートナーに求めるライフコースも変化してきました。
2015年時点で、既に70%以上の未婚男性が、相手に次のどちらかのライフコースを希望しています。
- 再就職コース:結婚し子どもを持つが、結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ
- 両立コース:結婚し子どもを持つが、仕事も一生続ける
女性の予定ライフコースについても、60%以上が再就職コース・両立コースとなっており、男性の希望と女性の予定がマッチしていることが分かります。
若い女性を妻にしたい男性は不利?!
※ここから先は、データに基づく私の個人的な考え・所感です。
ここで気になるのは女性側の希望です。
年上の男性もOKとは言っていても、本音では

同世代の男性と結婚したい
と思っている女性も多いかもしれません。
女性が年上男性を好むのは、年功序列制度によって、年上男性のほうが財力があるからではないでしょうか。
金銭面や精神的な幼さをカバーできれば、元気があってカッコよく、子作りの可能性が高くなる若々しい男性に惹かれるのはおかしくない話でしょう。
ただし、女性も働くようになった昨今では、女性自身にも財力があります。
女性は男性にあまり突出した財力を求めなくなってきていると考えることができます。
つまり、調査結果をふまえて状況を考えると、近年は次のようなことが起こっているのではないでしょうか。
- 「共働きを希望する、若い男性(同世代)を好む女性」と「共働きを希望する、同世代(年上)の女性を受け入れる男性」のカップリングが増えている
ちょっと誇張表現ですが、「イメージはこんな感じ」という例を書いてみます。
ちょっと昔だと

同世代で結婚してくれるお金持ちの男の人いますかー?ちゃんと養ってほしい!

(シーン……)

少し年上のお金持ち男性と結婚するか……

待ってたよ!
現在だと

同世代で結婚してくれる男の人いますかー?お金は私も一緒になんとかするから!

はーい!結婚したいです!

同世代 or それより若い人と結婚できた!

あれ〜?
年の差婚が成功する年上男性は、統計的に見れば非常に珍しいケースです。
有名な芸能人等、特別なアドバンテージや運がない限りは、成功する可能性がとても低いと思っておいたほうがいいでしょう。
若い女性ばかりを追いかけるのは得策ではない
前述のように、同世代の女性を受け入れる男性が増えてきたことで、若い女性は若い男性とカップリングするようになってきたのではないかと推測できます。
若い男性がライバルとなると、年齢だけでみたら年上男性は不利かもしれませんね。

絶対に、年の離れた若い女性がいい!
といって失敗が続いている方は、年齢条件を考え直してみましょう。
特に初婚の男性は、結婚の現実を受け止められずに若い女性探しに必死になって、時間ロスすることが多いというエピソードも耳にしますから、気をつけてくださいね。
年上男性は狙い目
逆に、女性は同世代と結婚できるチャンスが増えてきているからといって

年上で年齢が離れている人は絶対に嫌だ!
と頑なに拒否してしまうのも、もったいないです。
せっかく今は年上男性を狙うライバルが少ないんですから、それに乗じて自分にとって好条件の年上男性に出会いやすくなっているとも考えられます。
そう考えると、年上男性は狙い目です。
状況をうまく利用するのも、ひとつの手だと思います。
相手の若さばかりを気にして婚活がスムーズにいかない場合は、女性も年齢条件を見直したほうが良いでしょう。
希望する年齢条件の見直し方
それでもやっぱり

絶対に相手は年が離れた若い人がいい!
と年齢差がある若い人を希望するなら、自分の希望条件を一旦振り返ってみてはいかがでしょうか。
若い人を希望する理由を明らかにしてみると、「若くなければいけない」ことって少ないと思うんですよね。

外見が若々しいほうがいい
といった希望なら、実際の年齢は関係ありません。

子どもを授かりたい
と思っているならば、相手の年齢だけを気にしても仕方ありません。
子どもを授かりやすいかどうかについては、男女どちらの年齢も関わってきます。
相手だけに極端な若さを求めても、あまり意味がないでしょう。
こうして年齢条件を緩和できれば、会うことができる人の幅がもっと広がるはずですよ。
まとめ
今回は、次の内容についてお話しました。
- 年の差婚事情を昔と比較
- 若い女性を妻にしたい男性が不利な理由
- 年上男性は狙い目かもという話
- 希望する年齢条件の見直し方
現代のパートナー探しにおいては、年の差婚は敬遠されがちで、少なくなってきているのが現状です。
また、同世代女性を受け入れる男性が増加したことによって、若い女性は若い男性とカップリングするようになってきたのではないかと推測できます。
また、共働きスタイルが主流です。
若い男性がライバルとなると不利なので、年の離れた若い女性を希望して失敗が続いている人は、年齢条件を見直したほうがいいでしょう。
逆に、女性は不利な状況に陥っている、好条件の年上男性をうまく狙っていくのもひとつの手です。
年齢条件によって出会いの機会が少なくなっている人は、「本当にその年齢条件でなけれはいけないのか」を改めて考え直してみましょう。
問題解決できる方法が見つかって年齢条件を緩和できれば、会うことができる人の幅がもっと広がるはずですよ。
現状を受け入れて、自分の条件を見直すことで、素敵な相手に出会うチャンスを増やしましょう。
皆さまも、婚活で素敵なパートナーに出会えますように!
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