こんにちは。結婚してから数年、ケンカはほとんどしない、しょうこです。
一緒に生活していると、ちょっとしたことでパートナーに対してイラッとして、つい余計な一言を……
なんてことは、よくあるのではないでしょうか。
気持ちを許している相手だからこそ、怒りの感情をぶつけやすくなってしまうんですよね。
そこで今回は、実際に私が夫との良好な関係を保つために実践している、夫婦喧嘩しないための怒りの鎮め方・対処方法を紹介します。
- よく夫婦喧嘩してしまう……
- 怒りを鎮める方法を知りたい!
夫婦喧嘩の対処方法

では早速、夫婦喧嘩の対処方法を紹介していきますね。
気持ちを落ち着ける
まずは気持ちを落ち着けましょう。
何か言ってしまいそうになったら、言葉を発する前に6秒待ちます。
なぜ「6秒」かというと、感情が生まれてから理性が追いつくまでに、6秒の時間差があるから。
怒りの感情が生まれたとき、理性が介入して冷静になるまでに6秒ほどかかると考えられています。ですからこの数秒さえ待てれば、「あんなことをしなければよかった」「あんなふうに言わなければよかった」などといった、瞬間的な怒りの爆発で生じる後悔をぐんと減らすことができます。
「魔法の言葉」で習慣化する「6秒ルール」 | NHKテキストビューより引用
理性が追いつく前に感情のまま言葉を発すると、怒り丸出しのトゲトゲしい言葉になってしまいます。
「すぐに文句を言わない」ということを意識するだけで、状況は大きく変わるはずです。
気持ちが落ち着いたら、思っていること・感情を言語化しましょう。
感情を的確に言語化する
自分の怒りや不安等の感情を的確に言語化しましょう。
例えば、あなたがパートナーに皿洗いを頼んだのに、忘れられていたとしましょう。
ここで、感情にまかせて理性ナシに怒りをぶつけた場合、次のような嫌みが出てくるかもしれません。
ただ、これは言った側も言われた側も、釈然としないはず。
なぜなら、的確な言語化ができていないからです。
だって、「なんで洗っていないの?」なんて、理由を聞きたい気持ちが一番強いわけではないですよね。
だから、思っていることを的確に言語化したとき、「なんで洗っていないの?」という言葉は出てこないはずです。
理性が追いつくのを待ち、思っていること・感情を的確に言語化することができれば、次のような言葉が出てくるかもしれません。
「悲しい」「面倒」「怒り」の様々な感情が渦巻いているはずです。
その気持ちを、きちんと言葉にしましょう。
感情を言語化することには、不安や怒りの感情を鎮めて、心を落ち着かせる効果があります。(※1)
気持ちを整理できたら、対処方法を決めましょう。
対処方法を考える
冷静な気持ちで、感情や要望をパートナーに伝えることができたら、その状況の対処方法を考えましょう。
まずは、自身の気持ちをパートナーに伝えた後、パートナーの意見を聞いてみます。
パートナーが皿洗いの頼み事を忘れていた例について、再び考えてみましょう。
パートナーが皿洗いを忘れていただけの場合は、「ごめん、すっかり忘れてた。今洗うね。」と、すぐに解決できるかもしれません。
一方、「頼み事なんてされていない」と、頼み事をした事自体が伝わっていない場合もあります。
そんなときは、「言った・言わない」と過去のことを議論しても仕方がありません。
文句を言うのではなく、次の行動につながる発言をしましょう。
「文句」ではなく「お願い」を言うことで、パートナーは素直に皿洗いに応じてくれるかもしれません。

怒りの感情をぶつけず、冷静に次の行動・対処について話し合うことができれば、ケンカせずにすむことが多いですよ。
まとめ

今回は、実際に私が夫との良好な関係を保つために実践している、夫婦喧嘩しないための怒りの鎮め方・対処方法を紹介しました。
次の3ステップで、ケンカを回避しましょう。
- 気持ちを落ち着ける
- 感情を的確に言語化する
- 対処方法を考える
怒りの感情をぶつけず、冷静に次の行動・対処について話し合うことができれば、ケンカせずにすむことが多いですよ。
皆さまも、大好きなパートナーと楽しい毎日を過ごせますように!
【参考文献】
- 1: Torre, Jared B., and Matthew D. Lieberman. “Putting Feelings Into Words: Affect Labeling as Implicit Emotion Regulation.” Emotion Review, vol. 10, no. 2, Apr. 2018, pp. 116–124.